Sound Designer / Instrument Designer
Yoshihito Nakanishi, Ph.D. (Information Studies)
Born in 1987. Various activities around sound & music. His research interests include sound design, interactive design of electronic musical instruments and collaborative musical expression environments for musical novices.
CV
中西宣人, 博士(学際情報学)
1987年生まれ。多様な奏法に対応する共同演奏向けの音楽インタフェースやデジタル楽器の開発と研究に従事。 現在は、センサー開発企業や教育機関とのデジタル楽器の共同開発、開発した楽器を用いた演奏活動を国内外で行うなど、多角的に活動している。
スズキ株式会社横浜研究所の皆様との、レベル4自動運転車向け社外報知音のデザインに関する共同研究の情報が先週大学からリリースされました。 温かいご支援を頂いた研究所の皆様、日芸の教職員の皆様、被験者の皆様、ワークショップや実験を手伝ってくれた日芸・フェリスの学生の皆様にお礼申し上げます。
■プレスリリース
https://www.ferris.ac.jp/news/2025/05/1982.html
■社会連携ページ
https://www.ferris.ac.jp/community-partnership/36a02efafca5e6e52ef0542232709733e61ca391.html
スズキ株式会社横浜研究所の皆様との、レベル4自動運転車向け社外報知音のデザインに関する共同研究。
■プレスリリース
https://www.ferris.ac.jp/news/2025/05/1982.html
■社会連携ページ
https://www.ferris.ac.jp/community-partnership/36a02efafca5e6e52ef0542232709733e61ca391.html
■“たったひとりのための"楽器開発プロジェクト
世界ゆるミュージック協会に参加しているソニー・ミュージックエンタテインメントと、
人と音色と共同で新しいゆる楽器『電車ベース』を開発しました。
電車ベースは、ある自閉スペクトラム症の小学生の男の子をターゲットとした"たったひとりのための"楽器です。
■開発ストーリーの詳細
https://hitoto-neiro.jp/services/train-bass/
■プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000018821.html
■動画
■世界ゆるミュージック協会 https://yurumusic.com/instruments/trainbass/
■電車ベース開発プロジェクト
世界ゆるミュージック協会
企画・開発:株式会社ソニー・ミュージックエンタテイメント、株式会社人と音色、中西宣人(フェリス女学院大学)
レッスン:ツナガリMusic Lab. 坂本夏樹
デザイン:松尾聡(人間)
中西宣人+赤川智洋
「水滴が落ちる」というひとつの小さな事象について、落ちた振動と音の関係性を、デジタルメディアを通して考えるインスタレーション作品です。
本作品はアーティスト赤川智洋(サウンドデザイン: 中西)による作品「水滴の触り心地 Feelings of Droplets」をもとに、デバイス作品として再構築したものです。
18-25/3/2023 とけあうひびき, 神奈川県民ホールギャラリー
複数のスピーカが、自分自身で位置情報をセンシングし、動き出し、音響をつくりだすインスタレーション作品です。
通常自ら動き出すことのないスピーカを解き放ち、空間を「演奏」することを試みます。
18-25/3/2023 とけあうひびき, 神奈川県民ホールギャラリー
水滴や霧、波紋をアクチュエータとして用い、音響をつくりだすインスタレーション作品です。
水にまつわる様々な現象により、時々刻々と変化する「演奏」の実現を試みます。
18-25/3/2023 とけあうひびき, 神奈川県民ホールギャラリー
Open Mesh Padプロジェクトは, 神奈川県立相模原中央支援学校の田代遊太教諭との協働による電子楽器の開発, および開発された電子楽器を用いた授業実践を行うプロジェクトである。
本プロジェクトでは, 教員は楽器のデザインについて開発者と議論し,開発者は授業の問題点を解決するためのアプローチについて教員と議論を進めることで,双方が互いの分野へ参加するプロセスをとっている。
このことにより, 特別支援学校での音楽科教員による授業をサポートすることを目的とした電子楽器の実現を目指している。
このような一連の協働プロセスにより,授業の本質に根ざした指導の実現を目指すとともに,教員および生徒,また今後の授業の展開に与えた影響について考察し, 次の実践に生かしている。
特別支援学校の音楽授業で最先端打楽器、障害に合わせ開発(AFPBB News) 特別支援学校の音楽の授業で最先端打楽器 障害に合わせ開発(Yahoo! Japan News)
[1] 中西宣人, 田代遊太, 菅井陽子, “特別支援学校教員と楽器開発者の協働によるアンサンブル指導改善の試み ―電子打楽器の協働開発と授業実践の報告”, 日本音楽教育学会音楽教育実践ジャーナル vol. 12 no. 2, pp.100-107, 2015.
(Yoshihito NAKANISHI, Yuta TASHIRO and Yoko SUGAI, “An attempt to improve ensemble guidance (by the collaboration of special support education school teachers and a musical instruments developer)”(tentative title in English), Japanese Journal of Music Education Practice vol. 12 no. 2 (in Japanese), pp.100-107, 2015.)